チキンの甘辛炒め

甘酒×味噌で美肌に嬉しい発酵食品!簡単チキンの甘辛炒め

2019/01/17

「飲む点滴」と表現されるほど、栄養成分の豊富な甘酒。最近ではコンビニやスーパーでも手軽に購入できるようになりました。

飲み物としてのイメージが強い甘酒ですが、じつは砂糖やみりんの代用として料理に使うこともできます。

今回は、この甘酒を使った、材料を煮込むだけでできる、簡単レシピをご紹介します。美容成分豊富な甘酒で、すべすべ美肌を目指しましょう。

美容ビタミンが含まれる“麹甘酒”で、乱れたターンオーバーを正常化させよう

麹甘酒

今回の調理では、“麹甘酒”を使用します。

麹甘酒には、“美容ビタミン”とも呼ばれるビタミンB2やB6といったビタミンB群に加え、新陳代謝や細胞の再生をサポートする働きのある栄養成分が豊富。ターンオーバーを正常化させ、健康な肌をつくってくれます。

また、麹甘酒の原料は、米と米麹(麹菌の付いた米)と水だけ。砂糖などの添加物は入っておらず、カロリーを気にすることなく自然の甘さを楽しむことができます。美容だけでなく、ダイエットにも気を配りたい人には嬉しいポイント。

さらに甘酒の詳しい栄養素を知りたい方はこちら(甘酒が「飲む点滴」と呼ばれる理由と効果的な飲み方)で紹介しています。

食材《2人前/調理時間:20分》

チキンの甘辛炒めの材料
  • 鶏もも肉……1枚
  • 塩こしょう……少々(お肉の下味用)
  • 米粉(なければ片栗粉でも、小麦粉でもOK)……少々(お肉にまぶす用)
  • にんにくの芽……1束
  • トマト……1個
  • 生姜……適量
  • ごま油……適量
  • 唐辛子……適量

【A】(あらかじめ溶かして混ぜておくこと)

  • 甘酒……100~150ml
  • 味噌……小さじ2
    (※今回は米麹のものを使用。酒粕のものでもかまいませんが、砂糖が入っている場合は適宜味の調整を)

【トッピング】

  • レッドペッパー……6粒
    (※辛みや彩りは減りますが、レッドペッパーがなくても美味しく召し上がれます)

手順

  • 1.鶏もも肉は筋(白く硬い部分)に切れ目を入れてから、一口大に切る。塩こしょうをして、米粉(もしくは片栗粉or小麦粉)を軽くまぶしておく。

    塩こしょうをふった鶏もも肉
  • 2.にんにくの芽は4cmくらいに切り、電子レンジで2分(火が通る程度)加熱。トマトは鶏肉と同じくらいの大きさにざく切りしておく。

    にんにくの芽
  • 3.生姜はみじん切り、唐辛子は輪切りにしておく(今回はすでに輪切りになっている唐辛子を使用)

  • 4.フライパンにごま油を引き、生姜、唐辛子を香りがでてくるまで強火で熱する。火力を中火に下げ、鶏もも肉の皮を下にして、焼き目がつくまで焼く。こんがりと焼き目がついたら、ひっくり返して片側も焼く。

    フライパンで鶏もも肉を焼く
  • 5.味噌を甘酒で溶いた【A】をフライパンに加え、中火で煮詰めていく。

    中火で煮詰める
  • 6.鶏肉に火が通り、水分がなくなるぐらい(好みで調節)に煮詰まってきたら、トマトとにんにくの芽を加え、中火のままで軽く炒める。

    軽く炒める
  • 7.お皿に盛ったら完成!お好みでレッドペッパーを散らすと、味にアクセントと彩りが加わり、華やかな一品になりますよ。

    完成

★ポイント

にんにくの芽は、加熱しすぎてしまうと彩りも食感も失われてしまいます。レンジで加熱した際にある程度火が通っているので、煮込みすぎないよう注意を。鮮やかな緑色のまま仕上げるようにすると、しゃきしゃきとした食感を楽しめます。

甘酒+味噌のダブルの発酵食品で、さらなる美肌効果

味噌

今回、味付けのポイントとなった“甘酒”と“味噌”をあわせた甘辛の万能調味料。

味噌の褐色、香ばしい香りは、メラノイジンという物質によるもの。このメラノイジンには、強い抗酸化作用や整腸作用があり、美肌のためにも大切な成分だということが研究によりわかっています。

また、味噌の発酵の過程でできる遊離リノール酸には、シミやくすみの主な原因となるメラニン色素の発生を抑える働きがあることがわかっています。老けた印象を与えるシミやくすみが抑えられ、明るく輝く肌が期待できます。ただし、味噌は塩分量が多いので、摂りすぎには注意してください。

味噌や甘酒といった発酵食品は、毎日取り入れてこそ美容や健康につながるもの。砂糖やみりんの代用として甘酒を使うことで、乱れがちなターンオーバーが正常化され、健やかな肌を保つことができるようになるでしょう。

水谷俊江

水谷俊江

管理栄養士。女子栄養大学卒。5年間レストランの企画開発に従事。その後ニューヨーク、サンパウロに生活拠点を移し、日本と往復しながら美容クリニックや企業でのダイエット指導を行う。2014年に帰国し、現在は「食」をテーマにしたテレビ番組やイベント、コラムに携わっている。