「頑張らない」が合言葉。『冷凍ほうれん草』で作る卵スープ

2018/11/22

肌とカラダの健康維持に、栄養のある食事は必要不可欠。一方で、忙しい日々に追われていると料理が億劫に感じてしまう日もあるでしょう。

そんな日におすすめなのは、コンビニで買える定番商品『冷凍ほうれん草』を使った「卵スープ」。手軽につくれながら、肌とカラダに嬉しいレシピです。

ビタミン類&ミネラルが豊富。女性に嬉しいほうれん草の栄養素

ほうれん草には、みずみずしい肌を維持するために不可欠なアミノ酸の代謝を助けてくれるビタミンB6や、肌のターンオーバーの正常化や皮脂の分泌調整を行うビタミンB2、粘膜を保護して肌や髪を丈夫にするビタミンAが含まれています。これらのビタミンは肌の代謝や再生に関わるため、透明感のある若々しい肌づくりには欠かせない栄養素。

ほうれん草はビタミンのほかにも、貧血を予防して顔のくすみを撃退する鉄、肌の細胞の合成に必須の亜鉛など、美肌を保つために必須となるミネラルも豊富に含んでいます。

じつは、ほうれん草はビタミンとミネラルを豊富に含む非常にバランスの良い食材。全13種類のビタミンのうち11種類と、全13種類のミネラルを含んでいます。肌づくりはもちろん、カラダの中のバランス調整にはビタミンとミネラルが欠かせません。

葉物野菜は傷みが早いため、冷蔵庫保存だと日持ちしないことが難点ですが、「冷凍ほうれん草」なら比較的長く保存が可能。市販のものであれば、味・栄養素ともに冷凍による影響はほとんどないため、手軽にビタミン・ミネラル補給がしたいときにおすすめです。

食材《2人前/調理時間:10分》

  • 冷凍ほうれん草……100g
  • まいたけ……50g
  • 卵……1個
  • 水……400ml
  • 塩……適量
  • こしょう……適量

【A】

  • 顆粒だし……小さじ1
  • しょうゆ……大さじ1
  • みりん……大さじ1
  • 酒……大さじ1
  • 七味唐辛子……お好み

手順

  • 1.まいたけは、石突をとり、食べやすいサイズに切る。

  • 2.鍋に水を入れ湯を沸かしたら【A】を加え、沸騰後にまいたけを入れる。ひと煮立ちしたら、冷凍ほうれん草を加えてもう一度ひと煮たちさせる。

  • 3.溶き卵を回し入れ、ゆっくりと大きく1~2回混ぜる。

  • 4.塩とこしょうで味を整え、お好みで七味唐辛子をかけて出来上がり!

★ポイント

今回は顆粒だしを使いましたが、鶏がらスープとごま油や、コンソメを使用しても作ることができるレシピ。さらにホールトマト缶を使えばミネストローネ風にもアレンジできます。

スープの味にバリエーションを増やすことで、飽きずに美味しく食べられますよ。

たんぱく質&脂質でさらに美肌に!食物繊維で便秘解消も

卵に含まれるたんぱく質と脂質は、肌を作るために必要不可欠な栄養素。

美肌にはコラーゲンが重要といわれていますが、コラーゲンもたんぱく質の一種です。たんぱく質に含まれるアミノ酸がコラーゲンに再度合成されることで、ハリのある肌へと導きます。卵はコラーゲンを作るために必要なアミノ酸すべてを含んでいるので、健やかで美しい肌を目指す女性にとって欠かせない食材と言えるでしょう。

コラーゲン合成にはアミノ酸とビタミンCが必須。今回のレシピでは、卵のアミノ酸とほうれん草のビタミンCを同時に摂取することができます。

ダイエット中には避けがちな脂質も、うるおいのある肌づくりには欠かせません。無理なダイエットで脂質を減らしすぎると、肌の乾燥の原因となってしまいます。卵を食べることで、上手に脂質を補いましょう。

また今回、具材として入れたまいたけには、ビタミンDと食物繊維が豊富に含まれています。

ビタミンDは、カルシウムがカラダに吸収されやすくなるように働くため、骨の成長に大きく影響する栄養素です。40代ごろから徐々に女性ホルモン分泌が低下し、骨がもろくなりやすくなる女性にとってはとくに欠かせません。また、不規則な生活をしていると便秘になりがちですが、食物繊維は腸内環境を整えてくれるので便秘解消にも役立ちます。

岡奈緒美

管理栄養士。大学卒業後、病院や福祉施設での栄養管理、給食管理の仕事に従事。現在は高齢者施設にて入居者様の栄養管理および、質の良い食事サービスを目指して季節感を取り入れたメニューの作成や調理員の指導を行っている。