スーパーフード

【2019年版】美肌が叶うスーパーフード最新トレンド

2019/01/10

肌荒れもなく健やかな肌になるためには、食事をきちんと摂りバランス良く栄養を取らなければいけないのは周知の事実。

ですが、仕事が忙しくランチの時間もあまりなく、帰宅時間も遅いと、ついつい栄養が偏ってしまいがちです。そんなときに頼りたいのが、一般的な食品よりも栄養価が高い「スーパーフード」。

今回は、一般社団法人 日本スーパーフード協会の代表理事である勝山 亜唯美さんに、2019年にくるスーパーフードとその栄養成分について教えていただきました。新しい年、新しいスーパーフードを取り入れて、悩みのない肌を目指してみませんか?

そもそもスーパーフードとは

スーパーフードとは、一般的な食品とサプリメントの中間にあるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもっているもの。「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること、あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること」と定義づけられています。

栄養価が高いということは、それだけ身体に良く、ひいては肌にも良い成分を効果的に摂れるということ。最近では、一部のドラッグストアや専門店のほか、インターネットでも気軽に購入できるようになっています。さっそく2019年に流行るスーパーフードをチェックしてみましょう。

栄養の偏りによる肌荒れに「スピルリナ」

スピルリナ

30億年前に誕生した、地球最古の生命体と考えられている藻の一種「スピルリナ」(※1)。スピルリナの細胞膜は非常に薄いため、身体への栄養の吸収率が非常に高く、その歴史や栄養価の高さから、「スーパーフードの王様」と称されています。

含まれる栄養素はアミノ酸、ビタミン、ミネラルのほか、食物繊維、不飽和脂肪酸など、なんと50種類以上。スピリルナパウダースプーン1杯(約4g)につき、たんぱく質は鶏卵の約1/2個、β-カロテンは緑黄色野菜のおよそ120gに相当します。

厚生労働省による緑黄色野菜の目標摂取量は1日120g以上。つまり、スプーンたった1杯で1日分の栄養素が摂取できてしまうということ。外食やコンビニなどの食事はもちろん、普段の食事でも1日分の栄養摂取量を管理するのは難しいですが、スピルリナの力を借りれば少量で簡単に足りない栄養を得ることができます。

▼おすすめの取り入れ方

海苔と抹茶をまぜたような独特なクセのある香りのため、苦手な方は料理や飲み物に混ぜるのがおすすめ。

たとえば、スムージーや味噌汁などのほか、ハンバーグやパン生地に練り込んだり、ふりかけに混ぜても取り入れやすいです。売られている微粉末のスピルリナパウダーは加熱しても成分が壊れにくいようにされているので、カレーやシチューなどの煮込み料理にも使えます。

美白肌を目指すなら「アセロラ」

アセロラ

過去にもブームとなったアセロラですが、2019年に再ブームになる兆し。理由としては、ナチュラル志向の人が増え、果物などから必要な栄養分を摂取するようになってきているから。

100g中に1700mg、レモン果汁の34倍という圧倒的なビタミンC含有量を誇っているアセロラは、まさに天然のサプリメントなのです。

また、熱帯地域で強い紫外線を浴びて育ったアセロラは、果実の皮に抗酸化作用のあるポリフェノール(とくにアントシアニン)を多く含みます。

▼おすすめの取り入れ方


マイルドな酸味でそのままでも食べやすく、りんごのような香り。果汁で取り入れる場合はドリンク、デザート類はもちろん、サラダのドレッシングやお酢の代用としても使えます。

1日分の摂取量の目安は、ビタミンC100mgとして、果実2〜3粒、100%ストレートジュースの場合は10ml前後摂取すると、美肌効果を期待できるでしょう。よりフレッシュなものを摂りたい場合は自分で絞って作ってみてもいいでしょう。

ハリのある肌を目指すなら「IT(アイティー)はなびらたけ」

ITはなびらたけ

標高1000mを超える高山に生育する幻のきのこ「はなびらたけ」。そのなかでも「サイレントエストロゲン」と呼ばれる物質を多く含む株を採取し、植物工場で育成管理して作られたのが「ITはなびらたけ」です。

ITはなびらたけの注目成分は、“エストロゲン”と“β-グルカン”。ITはなびらたけは、女性ホルモンのエストロゲンのなかでも、“サイレントエストロゲン”と呼ばれる独自の型を持つのが特徴。

「サイレントエストロゲン」は、エストロゲンの減少による更年期障害やLDLコレステロールの上昇による動脈硬化の緩和、また、女性らしさの維持や肌の改善などにも働きかけてくれます。

同じく、ITはなびらたけに含まれる「β-グルカン」は、コラーゲンの生成を促進し、ハリのあるぷるぷるお肌を目指す助けになってくれます。

▼おすすめの取り入れ方

しめじのような淡白な味わいで、キクラゲのようなコリコリとした食感のはなびらたけ。乾燥チップや乾燥パウダーとして流通しているものが多く、ふりかけ感覚でごはんやパスタにかけたり、サラダに添えると美味しく摂取できるでしょう。

アンチエイジングを期待するなら「マキベリー」

マキベリー

濃い紫色をした南米チリ原産の果実、マキベリー。

ベリー系の中でもポリフェノールがとくに多いのが特徴。そのポリフェノールの種類のなかでも “アントシアニン”が豊富なのがポイントです。ポリフェノールの抗酸化作用で、活性酸素など有害な物質の働きを抑えるアンチエイジング効果が期待できるだけでなく、アントシアニンの抗炎症作用で、肌トラブルを抑止することもできるでしょう。紫外線によるシワや乾燥、吹き出物の軽減が期待できます。

その上、ポリフェノールのほかに、必須脂肪酸や鉄分、カルシウムやビタミンA、ビタミンCといった美肌づくりに欠かせない成分も含みます。

▼おすすめの取り入れ方

味は、ブルーベリーのような軽い酸味と甘みが特徴。乾燥パウダーや果汁タイプで売られることが多く、スムージーやヨーグルトに加えると良し。朝や間食の際におすすめです。

美白に嬉しいビタミンCが豊富なアセロラから、アンチエイジング効果のあるITはなびらたけなど、カラダの中から美しさを磨くスーパーフード。不足しがちな栄養素を摂るひとつの手段として、さっそく取り入れてみてはいかがでしょうか。

※1.スピルリナに含まれる成分は、人によって合わない方もいます。たんぱく質やクロロフィルを豊富に含むため、たんぱく質アレルギーの方や光過敏症の方は、肌にかゆみなどの症状を起こす可能性があります。事前に病院で相談するようにしてください。

勝山亜唯美

勝山亜唯美

一般社団法人 日本スーパーフード協会 代表理事。スーパーフードマイスターやオーガニックアドバイザーなどを育成する「ウェルビーイングフード&ライフスタイルアカデミー」の運営、商品プロデュースなど、幸せになれる自然でおいしいecoな食の普及・啓発活動を行う。

監修/柴田真希(管理栄養士)